中国料理パーティーのレシピ公開――第6弾

皆さん、メリークリスマス。

北海道の冬が来ました。毎日、寒さと戦っている私にとって、冬は本当にきついですよ。日本に来て、5年目になりましたが、ずっと冬は0度前後のところに暮らしていました。故郷(中国東北地方、-20℃くらいになる)のような寒さは久しぶりです。レシピの写真を撮るため、もう一回家で作らないといけなかったですが、寒くてあまり動きたくないので、レシピを更新していなかったです。(泣)でも、今年のやることは必ず年内でやり遂げます。ようやく、できました!皆さん、大変お待たせしました。

2018年もそろそろ終わりになります。お正月のために、どんな食材を用意したでしょうか?おせち料理も買いましたか?家族が集まる日ですから、大皿の中国料理を作ってみませんか?

本日は、麻婆豆腐のひき肉ナシバージョンを紹介します。なぜひき肉ナシかを知りたいですか。日本の普通のスーパーで売っているひき肉は豚肉か合挽肉の場合が多いです。ネイネイは豚肉を食べられないわけではないですが、あまり好きではないですよ。それで、このように作りました。でも、ひき肉を入れるタイミングを紹介しますので、皆さんが好きように作ってくださいね。

中国語でいえば、「麻婆豆腐」(マー ポー ドォ フ)→ひき肉あり です。

「麻辣豆腐」(マー ラー ドォ フ)→ひき肉ナシ

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麻辣豆腐

早速、レシピを見てみましょう!

食材:(7人分)*

絹豆腐2パック、ニンニク3片、長ねぎ(白い部分)6センチ程度、輪切り唐辛子あるいは唐辛子5g(量が調整できます)

調味料:

サラダ油、醤油、オイスターソース、四川辣豆板醤、黒胡椒

※塩がいらない!!!

※(中国の激辛の千切り肉入りラー油という調味料があれば、もっと辛くなるぞ!)

作り方:(写真はイメージです)

1 豆腐を下図のように1.5cm角に切ります。

絹豆腐

2 ニンニク、長ねぎをそれぞれみじん切りにします。

3 味付けに便利なので、たれを事前に作ります。図1のような醤油2さじ、図2のようなオイスターソース0.5さじ、図3のような四川辣豆板醤0.5さじを碗に入れます。

4 黒胡椒を3回振り、たれを混ぜます。

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たれ

5 フライパンの中にサラダ油大さじ1くらいを入れ、強火で加熱してから、みじん切りのニンニクと半分の長ねぎと輪切り唐辛子を入れて香りが出るまで炒めます。(焦げないように手早くやります!)

※【ひき肉を入れる場合】ひき肉を入れて中火で炒めます。赤みがなくなる前に、生姜粉(生姜が苦手な人でも気づかないから、安心して食べられます。なければ、普通の生姜を千切りにするかみじん切りにしてもかまわないです)、料理酒、醤油を少し入れて炒めます。

6 1の切った豆腐を入れて、フライ返しで2回裏がえして、4のたれを入れます。

※中国の激辛の千切り肉入りラー油があれば、このタイミングで入れます。量は四川辣豆板醤より少なめで大丈夫です。

※辛さが苦手な方は辣豆板醤の量を調整してください!

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できあがり

7 中火で味がいきわたるよう炒め、たれの水分がほぼなくなったら、火を止めます。皿に載せた後、残った半分のみじん切り長ねぎをトッピングします。これでできあがりです。

*7人でパーティーを開いたので、7人分のレシピで載せています。人数に応じて量を調整してくださいね。

皆さん、これも簡単でしょう。ぜひ作ってみてくださいね。

これで今年最後のブログもおしまいです。年があけたら、最終回のレシピを更新する予定です。次回は中国料理パーティーのレシピを改良し、今月の15日(土)森の交流館・十勝のイベント「International Potluck Night」で作った料理――栗子鶏を紹介します。ぜひ待っていてくださいね~!!

皆さん、家族と一緒に楽しいお正月を過ごして、また素晴らしい一年を迎えるように心から祈っています。

良いお年を!!

 

 

Huh? #5 in 広島

Hi everyone! 冬が来ましたね!一年中が暖かいハワイから来た私にとっては、白い景色の12月を過ごせることでワクワクしますが、さすがに寒さは好きではありません(笑)。一応ハワイにも季節があり、日本やウィスコンシンのように違いがはっきりしていません。紅葉や雪はとてもきれいだと思います。

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帯広は雪景色でしたが、先月に久しぶりの旅行をして、もう一度紅葉を見られました。実は第二次世界大戦の歴史が興味深いので、広島の平和資料館を目的に一人旅をしてきました。11月の下旬だったので、紅葉が有名な宮島にも行きました。

広島市のホームページのよると、平成29年度に約150万人の外国人観光客がいたそうです!(http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1530604625469/files/H29_kankoukyakusuu.pdf

外国人観光客が多いので、もちろん英語の看板が多いです!それで、今回のブログで旅行中に発見した「面白いイングリッシュ」を紹介します~

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“Smoking cessation?”

戦争の映画で “cease fire!” (停戦)を聞いたことがありますが “cessation” はなかなか聞かないですね。cessation

各字の意味を分解すると:

禁 Prohibited, ban, forbid (「ダメ、ストップ」のニュアンスがある)

煙 Smoke

う~ん。。。間違っていないけど、”no smoking”で十分だと思います!

次はトイレのsignを紹介します。英語は間違っていませんが。。。日本語と全然意味が違います!

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「便座の上に上らないでください」と英語で書かれています。別に注意しても大丈夫ですが、「○」があるのに「do not…」が書かれると混乱しちゃいます。とりあえず図のとおり使います(汗)。

※中国から来たネイ国際交流員に聞くと中国語で書かれた文章はちゃんと日本語と同じ意味になっているそうです!

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次は「店内飲食OK」です!これは広島の帰りに立ち寄った京都で見つけました。

“You can store food and drink”

So close, but so far…(惜しい!でも、全然違う)

キーワードの「Store」「Food」「Drink」が含まれていますが、この順番だと「Store」は動詞になって「保管」の意味に変わってしまいます!“You can eat and drink inside” がいいと思います~。

いつもこの「Huh?」シリーズで間違っている英語の看板について取り上げていますが、今回広島の旅行は本当に良かったです!バスセンターでバス停を探した時やお土産を迷ったときに、いつもスタッフの方々が丁寧に対応してくれました。また来年も行きたいと思います!

今回のブログは今年の最後になるので、また来年もどうぞよろしくお願いします!

Happy holidays!

日本に来て、びっくりしたことは?

皆さん、こんにちは。

今年もあとわずか。12月になって、マイナス15度以上の日がまもなく来るだろうと思ったら、ふるえています。

先月末、研修のため、東京に行きました。飛行機の窓からはきれいな十勝平野が見えました!

行く前に天気予報を調べて、何を着ればいいだろうと悩んでいました。帯広は完全に冬の格好で毎日を過ごしていますが、東京は本当にスーツだけでいけるでしょうか。

実は、いけます!羽田空港に着いたら、コートをスーツケースに入れました。暑かったです!!!また、大都市感のある高いビルがいっぱいです!

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千葉市幕張にて

ネイネイの出身地は中国の東北地方(冬は寒いところ)なんですけど、寒さに弱いですよ。中国の東北地方では、冬になると家の中が暖かいです。中国の暖房は各家庭で灯油を燃やす方法ではないです。地域にある熱供給施設で石炭を燃やしてお湯を沸かし、パイプラインにそのお湯を通してそれぞれの家にある暖房器具(蒸気や温水で温める暖房器が各部屋についていて、部屋全体が暖かい)まで暖かさを届けます。便利でしょう!(笑)

早速、今日の話に入りたいと思います!

外国人、特にネイネイが日本に来ておどろいたこと、あるいは日中比較について話したいと思います。

●外国人がよくおどろくこと

外国人が日本に来ておどろいたことはよくテレビで紹介されます。ネイネイが共感したことを改めて話します。①トイレはきれいで、洗浄機能がついた暖かい便座があります。女性トイレの中に、2歳まで座れる子ども用の椅子とおむつ交換台があります。ある女性トイレは、小さい男の子用の便座もあります。②サービス業の接客に感動します。③町(特に地方)がきれいで、自然風景はとてもよいです。④(朝の満員電車は例外があるけど)秩序を守って、よく並びます。⑤自動販売機が多く、電子マネーが使える機械も少なくないです。

日本以外の国はおそらく暖かい便座がないですよ。トイレの中に赤ちゃん用の椅子もないです。

日本人が当たり前と思うことが外国人の目からみると、びっくりすることがあります!

●救急車について

初めて日本に来た日、すごく印象深かったことがあります。空港から日本語学校に向かう途中、救急車に会って、すべての車が止まって、救急車の通過を待っていました。横断歩道を渡るとき、ほとんどの車が止まって待っています。昔の中国では、人が車の通過を待っていました。今は、だんだん日本と同じく、車が人に道を譲るようになってきています。今年中国に派遣された高校生は「中国といえば、汚い、人多い、治安悪い!こんなイメージだったけど、行ってみるとご飯は本当においしく、治安も良く、街の人はみんな優しくて、大好きになりました!」というふうにコメントを書いてくれました。おそらく多くの方は、このような先入観があるかもしれません。しかし、毎日変わっている中国は、文明の国へと向かっています。ぜひ、客観的な目で見てほしいです。

●「遅延証明書」と中国人の時間観念

東京にいたとき、毎日電車で通学していました。最初、びっくりしたことは、電車の「遅延証明書」というものがあることです。私は一回も使ったことがなかったですが、日本語学校は出席率に基づいて、ビザの延長をできるかどうか判断するので、ほかの学生はよく「遅延証明書」を提出していました。

ちなみに、中国人が時間によく遅れてくるかどうかは人によります。遅れてくる人が必ずいますけど、私のイメージのでは、相手に対する尊敬を込め、中国人は約束時間より早く着くと思います。遅れないように、余裕を持ったほうがいいと思います。

●カップ麺について

ネイネイは中華料理は中国料理ではないことをよくうるさく言いますが、今度は細かいことを話したいです。日本でカップ麺を初めて食べるとき、フォークが入っていなかったことで困りました。普段、コンビニで買うとき、「箸をつけますか?」と聞かれますが、スーパーで買うとき、自分で言わないとあるいは取らないと、もらえないです。中国のカップ麺の中に、フォークが入っています。焼きそばみたいなインスタントラーメンのなかに、箸が入っています。カップ麺のメリットは早い、温かい、便利です。

●餃子について

餃子は便利で健康的な食べ物だと思います。なぜかというと、中国では、餃子はおかずではなく、主食です。しかも、おかずがいらない主食です。さらに、中国の餃子の具は色々な野菜を使うので栄養バランスがよいです。日本に来て、ご飯と餃子を一緒に食べる日本人を見て、不思議な感じでした。でも、ラーメンと焼き餃子は意外に合うと思います。

日本の餃子といえば、必ず焼き餃子ですね。中国では、よく食べる餃子が三種類あります。焼き餃子、水餃子、蒸し餃子です。揚げ餃子もありますけど、私はあまり食べないです。

●日中の餃子の違いについて

三つの違いがあると思います。一つ目は皮です。中国の手作り餃子の皮の食感は柔らかくて、もちもちです。二つ目は餃子の具もさまざまです。たとえば、にら、えび、たまごが入っているものや牛肉、セロリ、白ねぎが入っているものなどです。三つ目はにおいです。

日本の餃子は具の中にニンニクやにらを入れるからにおいますね。中国の餃子の中には、ニンニク入れませんので、におわないです。好みによっては、たれのなかにみじん切りのニンニクを入れます。

●餃子作りに対する感覚について

三人家族であれば、少なくとも二つのおかずを作ります。ご飯とおかずを両方作るのは手間ですが、さっき話した通り、餃子はおかずがいらない主食ですので、簡単です。手作りが一番おいしいですけど、中国で売っている餃子の皮と日本で売っている餃子の皮は違うので、買ったものも美味しいですよ。餃子作りは1人でもできるし、家族と一緒に作るのも楽しいですから、あまり面倒と思わないですよ!

●このほかにネイネイがびっくりしたことについて

タクシーの自動ドア、日本人の地震に対する冷静さ、サラリーマンはみんなスーツが着ていること、電車の中で本を読むことと寝ることです。

皆さん、楽しんで読んでいただければ、嬉しいです。ネタができたら、また書きます!