初めて食べて、オイシクナイと思った日本料理

サワッディーカ!こんにちは!
タイ出身国際交流員のボンコットです!

一か月振りのブログは何を書こうかなと考えていたら、
先週に会ったタイ人のおばあちゃん(84歳)に聞いた話を思い出しました。
そのおばあちゃんは初めて日本に来ました。

「おばあちゃん、日本料理はどうですか?」と聞きました。
そして、おばあちゃんが口を曲げて、顔を振りながら、「おいしくない」と言いました。
「え?!ひとつもないの?」と
日本に長いからか、日本の味に馴染んできたからか、なんでもおいしいと思う私はびっくりしました。
「じゃ、今まで食べたものは、何が一番おいしいと思う?」と聞いたら、
「揚げエビ(エビ天ぷらのこと)」と言いました。
tempura

日本に来る前、「タイの唐辛子ペーストを忘れないでね!」と来日したことがある他のタイ人に言われたらしいです。

寿司しか知らない、本物の和食を食べたことがないタイ人にとっては、
やっぱり日本料理が口に合わないのか、という疑問が出てきました。

最近、タイではたくさんの日本料理屋さんが出来ています。
普通にスーパーやデパートへ行ったら、1か所ぐらいは必ず和食の店があります(本物の味かどうかは別の話で)。
だから、若い世代のタイ人は、ある程度日本料理の味に馴れています。

そもそもタイ人は濃い味が好きなので、何にでもナンプラーをかけたり、酢や砂糖、そして唐辛子まで料理の上にそのままかけたりして食べます。
だから、だいたい醤油しかかけない日本の料理は、タイ人にとって物足りないと感じると思います。

初めて食べて「オイシクナイ」と思ったのは「うどん」だった。

s_000s

写真はイメージです。

私は初めて日本に来た時、ホストファミリーのお母さんが、東京の有名なうどん屋さんに連れて行ってくれました。
人生初のうどんは、生卵が入っていて(生卵を食べる習慣がありません)、
とんでもない量があって、麺も太くてツルツルで、食べにくくて、口の中に何の味もない麺しかなくて、美味しくなかったです。結局、880円のうどんは半分も残してしまいました。
せっかく美味しい店に連れて行ってくれたのに、美味しく食べられないのは本当に申し訳なく思いました。

うどんの他は、そばも苦手でした。(今は何でも美味しく食べています)
麺の食感と薄味の出汁で、ほとんど味を感じなかったのです。父も好きじゃないみたいです。

和菓子だと、羊羹が未だに苦手です。

因みに、多くのタイ人はラーメンが好きです。
その理由は、やっぱり味が濃いからだと思います。

JP Food2

シンガポールへ:ホーカーズで使えるシングリッシュ

シンガポールへ: 「ホーカー」で使えるシングリッシュ

旅行のピークシーズンである12月に、読者の貴方はどこかへ行きますか?

もしシンガポールに行くことを検討しているのであれば、これからの【「シンガポールへ」シリーズ】はきっと役に立つと思います。グルメな屋台が並ぶシンガポールの「ホーカーセンター」では、注文に困る場面に出会うことが少なくありません。

最初の投稿はホーカーズで使えるシングリッシュ(シンガポール英語)から始めます!

「ホーカーセンター」とは何?

maxwell-food-centre

ホーカーセンター

いわゆる、エアコンがついていないフードコート。

「ホーカー」はレストランと違って、セルフサービスで食べ物を店から自分の座っているところまで持ち込むことが多いです。

CHOPE(チョ-プ)

redwire-singapore-tissue-chope-seat

CHOPE(チョープ)

CHOPEは席取りという意味。

ランチタイムなど混み合う時間帯には、「ホーカー」では熾烈な席取り競争が繰り広げられます。席を取るためにシンガポール人はポケットティッシュを席に置きます。ティッシュが置いてあるところの席は予約済みだと考えた方が良いですよ。グループで食事する時は一人が座って席取りをします。このような習慣は他の国に通じないかもしれないけど、ホーカーを使うときのマナーとして覚えておくといいですね。

シンガポール人にとって、ティッシュが置かれた席は他人が使用しているので、他の席を探してくださいという無言の合図です。

Can sit here?

シンガポールの「ホーカーセンター」に多数の屋台が並んでいますが、席は屋台ごとにあるわけでもなく、共有で使われています。そのため、テーブルを赤の他人とシェアして一緒に食べるのも珍しくありません。

混み合う時間帯でも、たまに空いている席があります。ここで、みなさんはこんな疑問を持ちませんか。例えば、周りはほとんど満席だけど、空席があるテーブルに誰かが座っていたら、どうやって声を掛けるのかなと。

まず、その方に、「Can sit here?(キャン・シイトゥ・ヒア?)」という声を掛けてみましょう!「Can sit here?(キャン・シイトゥ・ヒア?)」は英語の「May I sit here?」のシングリッシュの省略版で、大体の人に通じますよ。ただし、時々英語がわからない中華系のお年寄りに対して、中国語で「可以坐吗?(コーイー ズオ マ?」か「有人坐吗?(ヨウレンズオマ?)」と声を掛けましょう。

食器は置きっ放し!?

sph_food-hawker-cleaner-trayテーブルを片付ける掃除の人

「ホーカーセンター」でよく見られるのは、人がいなさそうなのにテーブルに食器が置いたままというものです。

皆さんは「シンガポール人は食器を片付けないの?!」と言いたくなるのではないでしょうか。

実はシンガポールの「ホーカー」には昔から掃除の人が何人かいて、食器を片付けてくれますが、新しい「ホーカー」では返却口があり、自分で片付けることができるようになっています。

置きっ放しの食器を見たら、とりあえず近くの空いている食器が乗っているテーブルに移した方がシンガポールの「ホーカー」では普通だと思われます。近くにいる掃除の人がテーブルを掃除しに来ますよ。

その他のアドバイス

Halal_logo

ハラール認証の印

「ホーカー」で食事するとき、気をつけなければならないことが一つあります。

それは、「ホーカー」の屋台はハラール・ノンハラールに分けられていること。どの店がハラールかノンハラールか見分けるにはお店の目立つところに貼ってあるハラール認証で確認しましょう。

法律では決まっていないけれど、ハラール認証された屋台の食器はノンハラールの屋台の食器と混ぜて使ってはいけないことになっています。この暗黙のルールを守るのはイスラム教とその信者への尊敬と覚えておくといいですよ。

今日はちょっとシングリッシュを紹介しましたが、次のブログ投稿では注文方法やホーカーズで使える裏技について語ろうと思っています。是非、次回も読んでくださいね!