帯広市国際交流員としてボンコットの最後のブログ|5年半お世話になりました!

サワッディー・ピーマイ カ!皆さん、こんにちは。
タイ出身国際交流員のボンコットです。
少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!

今回、帯広市国際交流員としてブログを投稿するのは、最後になります。
私が帯広に来てから、あっという間に5年と6ヶ月が経ちます。
最初は長くても3年ぐらいかなと思いましたが、生活も仕事も楽しくてついつい契約を更新させていただいて、気付いたら5年以上勤めています。
たぶん、今までのJETプログラムの国際交流員のなかで、一番長いと思います(笑)。普通は長くても5年までですが、ボンコットの場合はコロナの影響で、後任の方がまだ入国できないため、特別に延長が認められました。少しでも長く居られて本当に感謝しています。帯広に居られる時間はあともう少しです!

ということで、最後のブログ記事は自分をインタビューしたいと思います!(笑)
普通なら帯広市から卒業する国際交流員は最後のあいさつとして、インターナショナル・トークでいろいろ話をしますが、一度オンラインでやりましたし、今の状況ではいろいろ難しいかと思います。

さて、ボンコットのフェアウェル・インタビューを始めましょう!
(本気で自分で自分をインタビューする気)

5年間日本で働いて学んだことは?5年前の自分と比較して成長したことや変わったことを教えてください。

外見はあまり変わらないと思います(笑)。そうですね… 勉強になったことは、やっぱり日本人の働き方や考え方だと思います。帯広に来る前はあまり事前に計画を立てたり、2‐3ヶ月前から何かを準備したりするのはありませんでした。逆にタイでは前以て計画したら、当日にドタキャンされることが多いでしょう。このように長い時間前以て物事を進めるのは、日本のやり方の特徴ではないかと思います。

ほかに学んだことは、周りの人に気配りすることです。最初の頃、自分の仕事しか考えませんでしたが、自分が気付いていない間に、周りの人が誰かに言われなくても他の人を手伝ったり、フォローしたりして、自分だけは何もしてあげていなかったことに気付きました。それから、自分もちゃんと周りの人を見て、言われる前に自分から手伝うようにしました。そして、仕事に対する責任はもともと持っていますが、今は市の職員としての責任感がすごく増えたと思います。

帯広市での任期が終わった後の予定は?

帯広市での任期が終わった後も、日本で働きたいと思います。
最初は帰国するか、日本に残るか悩みましたが、いろんな事情があって、日本で仕事を探すことにしました。
現在、就活中です。次の勤務先はまだ決まっていませんが、うまくいけば、淡路島に行くかもしれません(島人になります(笑))。うまくいかなければ、取り敢えず東京に行って、新しい知識を勉強しながらゆっくり自分のやりたい仕事を探す予定です。それでもうまくいかなければ、タイに帰れば何とかなると思います(笑)。実は現職が終わったら、しばらく休んでヨーロッパでも海外旅行に行きたかったんですが、コロナのせいで全ての計画が壊れました(涙)。

帯広には残らないの?

とても残りたかったです!友だちもできたし、住みやすいし、空気も綺麗で、水も美味しい、私にとってとてもコンフォート的な場所です。帯広の人と結婚したら、残ることにしたかもしれません(笑)。でも、もし本当に自分がそうしたら、後で後悔するかもしれません。どんなに居たいと思っても、無理して自分のあまり興味のない、何でもいい仕事までするのはしたくないです。今のところは、私にとって帯広には「これだ!!」と興味が湧いてくる仕事がありませんので、やりたい仕事を優先して、どこでも行くと決めました。

将来は何をしたい?10年後の自分はどのようになると思いますか?

帯広に来る前からの夢は、「30歳までに自分のゲストハウスを作ること」でした。でも、そのときは日本で働くことになるなんて全く思っていませんでした。なんでゲストハウスを作りたいかというと、以前、一人旅をしていたとき、仙台にある小さなゲストハウスに泊まったことがあります。そこに泊まるお客さんがみんなロビーで集まって、一緒に飲んだり、歌ったり、楽しく交流したのは、とても印象に残りました。オーナーはまだ30代ぐらいの方で、カウンターの後ろで料理を作りながら、お客さんと仲良くやっている姿がすごく格好良くて、いつか自分もそうなりたいと思いました。

帯広に来てもまだそう思っています。30歳までには間に合わなかったですが、いつかやりたいといつも考えています。最初は、タイ・チェンマイで作りたいと思って、(小さな)土地まで買いましたが、今の状況ではチェンマイじゃなくても、チャンスとタイミングがあればどこにいても作れるんじゃないかと思うようになりました。それまでは、頑張って貯金していろいろ勉強しておきたいです。それで、10年後の自分は国籍や年齢などが関係なく、みんなが自分の考え方や経験を語り合ったり、交流したり、お互いにインスピレーションを与えられる様な場所を作りたいと思います。

最後の一言

帯広市を離れることになり、寂しく思いますが、これからはどこに行っても自分のペースで頑張っていきたいと思います。どこにいても自分の夢を叶えられるような人間になりたいです(偉いこといっちゃって(笑))。他の人と比べずに、焦らずに、自分のペースでゆっくりやっていきたいです。ぜひ、応援してください。もし「怠け過ぎなんじゃないの?」とか、どこかで私がゆっくりし過ぎていると思ったら、遠慮なく注意してください(笑)。

因みに、令和2年10月に「第2回オンライン・インターナショナル・トーク(ボンコットとネイ国際交流員)」の動画を作成しましたので、宜しければぜひご覧ください。

では、今年も素敵な一年になりますように!
ボンコット

タイの鍋料理「グン・オップ・ウンセン(エビの春雨蒸し)」のレシピ公開!

サワッディーカ!皆さん、こんにちは!
タイ出身帯広市国際交流員のボンコットです。

寒くなると、暖かい食べ物を食べたくなりますね!
鍋といえば、アツアツのスープがたっぷり入っているイメージがありますが、
今回、紹介するのは、汁無し鍋料理です!
最近、タイのレストランでよく食べていたタイの鍋料理「グン・オップ・ウンセン」を食べたくなって、初めて作ってみました!

「グン」は海老のことで、「オップ」は焼く又は蒸すという意味で、「ウンセン」は春雨のことです。よく考えたら、タイ料理は「ヤム・ウンセン(春雨サラダ)」をはじめ、春雨を使った料理が沢山あります。

では、材料と作り方をみてみましょう!

グン・オップ・ウンセン(กุ้งอบวุ้นเส้น)

「グン・オップ・ウンセン」の材料(2人前)

  • 海老(大き目) 5~6尾(よく洗って、背ワタを取る)
  • 春雨 70g(必要に応じてやわらかくなるまで水に付けておく)
  • 豚バラ 100g(食べやすい大きさに切る)
  • パクチーの根 1本(潰す)
  • 黒コショウ(ホール) 小さじ1/2(潰す)
  • ニンニク 2片(潰す)
  • しょうが(スライス) 3枚
  • しょうゆ 大さじ1 ★
  • ナンプラー 大さじ1 ★
  • オイスターソース 大さじ1 ★
  • 砂糖 小さじ1 ★
  • みりん 大さじ1 ★
  • 料理酒 大さじ1 ★
  • ごま油 小さじ1 ★
  • 鶏がらスープ 200㎖ ★
  • サラダ油 大さじ1
  • 小ネギ 3本(3cm幅に切る)
  • セロリ お好み(3cm幅に切る)
    ※ ボンコットはセロリが苦手なので、使いません。
  • タイのシーフードタレ お好み
    (作り方は、このリンク「ナームジム・シーフード|Nam-jim Seafood|น้ำจิ้มซีฟู้ด」をクリックしてご覧ください)
    ※ タイのタレがなければ、ポン酢を使っても大丈夫だと思います。

作り方

1)ボウルにオイスターソース、ナンプラー、しょうゆ、砂糖、料理酒、みりん、ごま油を入れ、よく混ぜてから鶏がらスープを加えて混ぜる(★)。

2)鍋にサラダ油を入れ、弱火で加熱する。それから、ニンニク、パクチーの根、黒コショウ、しょうがを加え、香りが出るまで炒めたら、豚バラを加えて火が通るまで炒める。

3)春雨、エビ、小ネギとセロリを順番に入れ、(★)を加えて蓋をする。

4)水分が無くなるまで蒸す(約5~10分)。
※ 蒸す時間が長すぎるとエビが固くなってしまうので、要注意です。

6)水分が無くなったら、火を止めて完成!

7)タイのシーフードタレ、又はポン酢と一緒に食べると美味しい。(そのまま食べても美味しいと思います!)

簡単に動画を作成しましたので、わからないところがあれば、参考にぜひご覧ください。

グン・オップ・ウンセンの作り方の動画

いかがでしょうか?
グン・オップ・ウンセンは、ボンコットのオススメタイ料理のひとつです。
材料も作り方も難しくないと思いますので、ぜひ作ってみてください。
作ってみて、口に合うかどうかご感想を聞かせてくださいね。

では!また次回!

【タイ語を学ぼう!】面白い若者のスラング

サワッディーカ!皆さんこんにちは!
タイ出身のボンコットです。

今回は、最近タイのニュースでも紹介されている、若者が作った面白いスラングを紹介したいと思います。ふざけているような言葉もありますが(殆ど)、間違いなくふざけていると思います(笑)。あまり深く考えないで、どういう意味なのか当ててみて楽しんでいただければと思います。

1)キャロット(人参)

人参は、オレンジ色がありますよね?タイのお坊さんの服の色もオレンジです。だから、キャロットは「お坊さん」のことです。

2)ベビーキャロット

キャロットはお坊さんのことなので、ベビーキャロットは、「若い・子供のお坊さん」のことです。タイではお金がなくて学校へ行けない子供たちが沢山います。その中で、どうしても勉強したい人は、出家してお坊さんになり、お寺で勉強します。だから、タイでは普通のお坊さんだけではなく、若いお坊さんもいます。(タイ語では「お坊さん」とはまた別の言い方ですが、分かりやすくするための、日本語で「若いお坊さん」で表します。)

3)ブロッコリー

そうです!野菜のブロッコリーです(笑)。ブロッコリーの緑色は、軍隊の制服の色みたいですから、若者たちは軍隊のことを「ブロッコリー」といいます。

4)カプチーノ

ここまで読んで来たら、それぞれの意味は物の「色」で由来したことが分かったと思います。さて、「カプチーノ」は何でしょうか?
正解は、「警察官」です!なぜかというと、タイの警察の制服は、ミルクが入っているコーヒー、カプチーノの色と似ているからです。

5)ミニオン

そうです。あの人気キャラクターのミニオンです。ミニオンは、デモを反対している人たちのことです。最近もタイでデモがありましたが、彼らはいつも黄色いシャツを着て活動しているので、ミニオンと呼ばれているらしいです。

他にも面白い言葉が沢山ありますが、今回は一部だけ紹介しました。
面白いと思ったら、ぜひ「いいね」を押してください。

昔のタイ人の奇妙な言い伝え!3選★なんでそう信じていたのだろう??

サワッディーカ!皆さん、こんにちは!
タイ出身帯広市国際交流員のボンコットです。

10月になると、ハロウィーンのイベントを思い出しますね。
最初は、ハロウィーンに合わせて、タイのお化けについて紹介しようかと思っていましたが、タイのお化けは怖すぎるのでは?と思ってやめました(笑)。
(しかも、投稿するタイミングも大分遅れました(汗))

それで、考えて考えて考えたところ、昔のタイ人の不思議な言い伝えについて書こうという結論がでました。

昔のタイ人の言い伝え

小さい頃、よくおばあちゃんやおかあさんに意味がよくわからないことを言われました。例えば、「赤ちゃんを褒めないで、可愛くても醜いと言うのよ」や「水曜日は髪の毛を切っちゃだめよ」などです。

なぜ、そのような言い伝えがあるのか、調べてみました。実はいろいろありますが、今回は3つ紹介したいと思います。

1)「生まれたばかりの赤ちゃんを褒めたいときは、醜いと言う」
 言われたのは、赤ちゃんを可愛い可愛いと褒めると、お化けに取られてしまうよと。お化けが羨ましくなって赤ちゃんを取りに来るから「この子は可愛くない、醜いよ」と言って、お化けを騙すということです。なぜ、そのような考え方があるかというと、2つ理由が考えられるらしいです。
 まずは、単純な言い伝えで、昔の人はお化けや幽霊などのことを信じています。そして、昔は医療技術はまだ進んでいなかったため、生まれた子供の死亡率が高かったのです。それで、子供が亡くなったのは、お化けに取られたと信じて、可愛い子はお化けが欲しくなるから、取られないように、「この子は可愛くないよ」とお化けを騙して、赤ちゃんを長生きさせるトリックだそうです。
 2つ目の理由は、親があまり自分の子供を褒めすぎない、甘やかさないように、注意するためです。親にとって自分の子供が世界一可愛いと思いますが、他の人にとっては、そうではないかもしれません。人の前で子供を褒めてばかりいると、嫌われるかもしれないし、子供を甘やかし過ぎると、子供がダメになるから、あまり自分の子供を褒めてばかりしないでちゃんと育てるんだよ!という意味もあるらしいです。

2)「水曜日は髪の毛を切ってはいけない」
 「水曜日に髪の毛を切ったら悪いことが起こる」という言い伝えから、昔はタイ全国の理髪店は水曜日が定休日でした。自分で髪の毛を切る、又は子供の髪の毛を切ることも、水曜日じゃない日がいいと言われています。なぜ、水曜日に髪の毛を切ってはいけないのかというと、昔の国王と貴族は水曜日に髪の毛を切ると決められていたらしいです。それで、水曜日になると、全国の床屋が宮殿に呼ばれて、王様と貴族の髪の毛を切るそうです。
 だから、水曜日に髪の毛を切りたくても、やっているお店がないのと、王様と同じ日に髪の毛を切るのは相応しくないと思われたから、水曜日に髪の毛を切らないことになりました。でも、今はあまり気にしない人が増えていますので、水曜日でもやっているお店が多くなっています。

3)「雨が降って欲しくないときは、レモングラスを逆さにして地面に刺す」
 商売をしている人にとっては、これが大事な言い伝えだと思います(笑)。タイではイベントを開催するときや、どうしても晴れてほしいときは、バージンの人(特に女性)にレモングラスを逆さにして地面に刺してもらいます。そうすることで、晴れると信じているそうです。もし、レモングラスを刺しても雨が降るなら、刺した人はバージンではないことがバレます(笑)。
 実は、この信念は昔の人の計略だと思われます。タイの文化では結婚する前に、男女同士の身体の関係があってはいけないと教えられています。だから、昔の親は自分の子供がまだバージンかどうか確かめたいときに、レモングラスを刺させて、子供の反応を観察するそうです。レモングラスを刺せば雨が降らないと本気に信じている人があまりいないと思いますが、今でも雨が降ってほしくないときに最後の希望としてそうしている人がまだいるらしいです。

いかがでしょうか?日本ではこのような言い伝えはありませんか?
タイの不思議な信念はまだまだ沢山ありますので、機会があればまたブログに紹介したいと思います。面白いと思ったら、「いいね」を押してくれると嬉しいです!

タイへ行ったら、日本人がびっくりする(かもしれない)こと!

サワッディーカ!
皆さん、こんにちは!
タイ出身の帯広市国際交流員ボンコットです。

「日本に来てびっくりしたことは何?」とよく聞かれますが、
今回のブログは、もし「日本人がタイに行ったら、びっくりするかも?!」というあまり新しい話題ではありませんが、ボンコット編で改めて紹介したいと思います。

1.タイの飲み物はものすごく甘い!
 タイの屋台などで売っているコーヒーやミルクティーもそうですが、コンビニで売っているペットボトルのお茶も要注意です。日本人の感覚では基本的にお茶は甘くないと思っているかもしれませんが、タイでは基本的に砂糖が入っています。屋台やお店で売っているミルクティーやコーヒーなども、砂糖の量が半端ありません。
 どれぐらい入っているかというと、例として、母が昔やっていた食堂で提供したタイミルクティーは、1杯分に砂糖が大さじ2、プラス練乳が大さじ2入っています。。。想像できるでしょうか?
 昔、私はその甘さで普通に飲んでいましたが、今考えるとあり得ないですね。(汗)

左上の写真は wikimedia.org から引用されたものです。

2.トイレットペーパーをティッシュペーパーの代わりに!
 そうです!タイ人はティッシュの代わりに普通にトイレットペーパーを使っています。屋台や小さな食堂で食事をしていると、テーブルの上にティッシュじゃなくて、トイレットペーパーが置いていることは普通にあります。鼻をかむときや、口を拭くときもトイレットペーパーです。ただし、タイのトイレットペーパーは、日本のトイレットペーパーと少し違って、薄くないのです。すぐ破れたりしないで、しっかり感があると思います。(笑)

トイレットペーパーの他、タイの屋台でよく使われるティッシュペーパー
出典:readthecloud.co

3.トイレで使ったトイレットペーパーは流さない!
 2番のつづき、タイのトイレットペーパーは殆ど厚く作られていますので、トイレで流さないのです。流すと詰まる原因になりますので、タイへ行ったら、気を付けてください。使ったトイレットペーパーは用意されたゴミ箱に捨てましょう。

4.タイの公衆トイレはトイレットペーパーがないところが多い!
 またトイレの話ですが、タイに行ったら、ティッシュをいつも持っておいた方がいいです。トイレに入ったとき、トイレットペーパーが付いていないところがあります。
 じゃあ、タイ人はどうしているかというと? それは水で洗います。トイレは大体「ウォーターガン」が付いているか、「水桶」があります。それを使ってお尻を洗います。デパートのトイレの殆どは洋式で大体トイレットペーパーは付いていますが、街中や田舎にある有料トイレや公共トイレは大体タイ式(和式と同様)でトイレットペーパーはあまり付いていないと思います。

タイ式トイレ「水桶」と「ウォーターガン」
出典:banidea.com

5.チップ(こころづけ)文化
 日本ではチップ文化がないかもしれませんが、タイでレストランやマッサージなどのサービスを受けたら、チップを渡す文化があります。アメリカのようにサービス代の何パーセントとかそこまでは決まりがありませんが、満足度によってチップを渡します。
 普通は20バーツ(約60円)から100バーツ(300円)ぐらいです。例えば、レストランでお会計してお釣りを渡されたとき、頑張ってくれたスタッフに「はい、これはチップです」など直接渡す場合が多いです。
 もちろん、必ずではないので、もしサービスがあまり良くなければ、チップを渡さなくても結構です。ただし、マッサージ屋さんなど個人的に受けるサービスの場合は、チップを渡さないで帰ると、スタッフに不満の目で見られるかもしれません。(笑)
 因みに、チェーン店や大きなレストランなどは、「サービスチャージ」というシステムを使用する所があります。基本的に全ての商品は税込み(7%)の価格で表示されます。お会計するとき、伝票に「Service charge 10%」という表示があれば、チップを渡さなくてもいいです。なぜかというと、いやでも合計金額よりさらに10%の料金がチャージされたので、またチップを付ける必要はありません。

タイのお金

いかがでしょうか?
タイへ行く機会があれば、ぜひ注意しながら旅行を楽しんでください。

イレイン国際交流員のフェアウェル・トーク#1.5(つづき)

サワッディーカ!皆さん、こんにちは!

タイ出身帯広市国際交流員のボンコットです。

今回はタイについての紹介ではなくて、インターナショナル・トークのことを紹介したいと思います。

先日、帯広市と森の交流館・十勝のフェイスブックページに「オンライン・インターナショナル・トーク」の動画(アメリカ出身のイレインさんのインタビュー)を投稿しましたが、今回のブログでは、そのつづきというか、その動画に入っていない残りのインタービューを紹介します。

まだ、「オンライン・インターナショナル・トーク」の動画を確認されていない方は、こちらのリンクで確認いただけます。

インタートーク#001(元の動画)

さて、イレインさんのつづきのインタビューを見てみましょう!

1 【帯広市国際交流員として一番苦手な業務は何でしょうか?】

私にとって一番苦手な業務は圧倒的に「通訳」です。人と人の間で英語から日本語、そして日本語から英語に通訳することがとても難しいと思います。英日通訳はクーラーの「暖房」と「冷房」を切り替えることと同じように英語と日本語を切り替えて話しているので、私は同時に両言語で考えることができない人です。2つの言語ができても「バイリンガル」ではありません。

それに!他人の考えや思いを相手に正しく伝えるのが難しいでしょ?さらに違う言語に訳さなければならないですよ。。。とにかく、通訳が苦手です(汗)。

2 【帯広にきて、びっくりしたことは何でしょうか?】

南国であるハワイで生まれて育ちましたが、帯広の真夏はとても暑いです!ハワイでは30度を超える日はめったにないし、暑くても26度ぐらいですね。海で冷えた風が吹いてくるので快適な気候です。ただ、湿度が高いので、本当に暑い日に日陰に入っても無駄です(汗)。ほかには、帯広の食べ物が安くて美味しいことです!

3 【好きな場所はどこですか?】

ギャンブルは全くしていないですが、帯広競馬場が意外と好きです(笑)。新鮮な野菜を買えるし、可愛い動物と触れ合えるから好きです。

4 【帯広での感動ストーリーを教えてください】

帯広には優しい人がたくさんいます。5年前に自分の「ウェルカム・インタートーク」にボランティアしていただいた方は、イベント後にわざわざ挨拶しに来てくれました。二人の相性があまりにも良くて、早速次の日にうちで鍋をすることになりました!それから何回も遊んだり、相談に乗ったりしてくれたりしたおかげですぐ帯広に馴染むことができました。(ゆき、ありがとうね!)

5 【最後にハワイのPRをどうぞ!】

ハワイは既に日本人に愛されているのでこれ以上PRする必要がありますか?(笑)  ビーチやホテルはもちろんですが、ぜひ「ローカルハワイ」も体験してください。「移民の国」であるアメリカの中でも、ハワイは「多文化」が特に溢れている地域だと思います。観光地から一歩を出ると本当のハワイが待っています。

イレインさんは、8月5日に帯広市国際交流員としての任期を終了しましたが、まだ十勝・帯広に残るとのことです。またどこかで会う機会があるかと思います。イレインさんを見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね!

このインタビューのつづきの動画を簡単に編集しましたので、ぜひ以下のリンクをご覧ください。

インタートーク#1.5(今回の動画)

ボンコットの帯広での面白い(大変な)出来事!

サワッディーカ!皆さん、こんにちは!
タイ出身国際交流員のボンコットです。

この5年間帯広に住んでいて、自分の不注意もあって大変なシチュエーションに何度も出会いました。(笑)

今、振り返ってみれば、あのときはよくそんなことをしたなぁと思いました。

一年目のとき、11月の終わりぐらいに、仕事で東京へ研修に行きました。帰りは空港で職場の人にお土産を買いました。全部現金を使ってしまい、帯広に着いたら、空港で現金を下ろそうと思っていました。

当時は、まだ車がなかったので、空港からバスで帰るしかなかったです。
空港には普通ATMがあるだろうと思いながら、安心して飛行機に乗って帰りました(笑)。

ところが、とかち・帯広空港に着いて、ATMを探しても探しても見つかりませんでした。。。

バスのチケットのカウンターに行って、「ATMはどこにあるかわかりますか?」と聞きました。

それで、スタッフが「えーと、見たことないですね・・・」と。

「え?」・・・

財布の中を見て、400円しかなかった。帯広駅までは1000円が必要。

「クレジットカードは使え…ないんですよね…」

スタッフ:「そうですね・・・」

ボンコット:「どうしよう~(涙)」

スタッフ:「さあ…」

流石にスタッフさんにお金を貸してもらうなんて、できませんでした。

帯広に来たばかりで、友だちもいなくて、職場の人にも連絡するわけにはいかないと思いました。

結局、クレジットカード払いのできるタクシーを捕まえて、家までタクシーで帰りました。お会計は、なんと8,000円ぐらいでした!
リッチな一日を過ごしました。(汗)

※ タイなら、同じぐらいの距離でタクシーを使ったら、1000円ぐらいで済むと思います。
※ ATM事件のたぶん一年後には、とかち・帯広空港にATMができました。大変嬉しいものです。

ATM事件の数日後は、国際文化祭でタイの留学生とタイの踊りを披露しました。

次!

まだです。まだ終わっていません。

また、一年目の出来事です。
初めて一人で映画を見に行きました。当時は車を買っていたので、車で行きました(笑)。

映画館の駐車場に無事に到着して、7階まで行きました。
カウンターで並ぶ前に、カバンの中に入っているはずの財布を確認しました。
しかし、探しても探してもなかったです。
財布を忘れましたーーーと気づいて、初めての映画が見れずに、そのまま帰ることにしました。

問題はその後です。

駐車場から出るとき、駐車券を機械に入れて、駐車してから15分も経っていないから、お金はかからないはず!と思ったら、100円でした。

100円もなかったボンコットは、駐車場から出られませんでした。どうしようと思いながら、困っていたら、もっと困ることに、後ろに他の車が待っていました!

これはマズイと焦っていたら、バックミラーに(たぶん)警備員さんが見えました。

恥ずかしく思いながら、急いで車から降りて、警備員のおじさんに事情を説明して、100円をもらいました…

これでボンコットは駐車場から出られました。

大変で恥ずかしい一日を過ごしました。

※ タイでは、ほとんどの映画館はデパートの中にあります。デパートの駐車場はほとんど無料です。有料なところもありますが、お金が発生しても20バーツ(約60円)ぐらいです。

タイ人は言い訳をいうのが好き・・・

サワッディーカ!皆さん、こんにちは!
タイ出身国際交流員のボンコットです。

帯広に来る前、私はタイの日系企業で通訳として勤めていました。

社内でたった一人の通訳だったため、日本人の上司に可愛がられました(笑)。
通訳だけではなく、パーソナルマネジャーの様な仕事もしました。

ホテルやゴルフ場の予約などをしましたし、ときどき、夜に電話がかかってきて、
「がんちゃん、部屋にゴキブリがいるから、明日ゴキブリ〇〇(ゴキブリを捕獲する粘着シート)を買ってきてー」とお願いされたこともあります。
タイにいるからか、日本人の上司はみんなが緩くなっていて、
仕事でも私のことを「がんちゃん(ニックネーム)」といつも呼んでいました。

さて、日本人とタイ人の間にいた私が感じたのは、何でタイ人はミスをしても謝らず、いつも言い訳ばかりするんだろうと。
何度も同じことを繰り返してイラッとした私は、
「何であの人はいつも言い訳ばかりするんだろう!本当に謝んない人ですね!」と日本人の上司に言いました。

それで、上司に言われたのは「あなたも謝ったことないよ」と。
それを聞いてショックでした。

最初はそれを認めなかったのです。
「え?わたしですか?」
本当に間違ったら、ちゃんと謝るはず。。と思いました。

でも、そう思った自分も言い訳していると気付きました。
自分は言い訳する人じゃないと思っていたので、悔しかったですが、心の中で反省しました。

私もそうですが、タイ人は日本人と違って、トラブルが起きたら、謝る前に「事情を説明する」のです。それで大体「ごめんなさい」をいうまでに時間がかかってしまうわけです。仕事では、最後まで事情を聴く上司はあまりいないかもしれませんので、タイ人は謝らないねと思われがちです。それに、中々謝らない理由の一つは、謝ることは罪を認めることで、罪があることは罰されると恐れているからだと思います。といっても、タイ人は言い訳を言うのが好きなのは、否定できません(笑)。(もちろん、人によりますが)

例えば、雨の日にタイ人はよく遅刻する傾向があります。会社に遅れてきたタイ人に遅刻した理由を聞いたら、普通に「雨が降っているから、遅れました」と言います。雨が降ったら、渋滞になる。だから、遅れるのは仕方がない、当然だと思っているからです。自分のせいじゃないと思っているのです。しかも、それが認められる理由だと思っています。日本人のように「雨の日は遅刻しないように早く出発する」という考えはあまりないと思います。

自分の理由は、他の人にとって言い訳にしか聞こえないかもしれないというのは、日本人と仕事をしてから、思いました。でも、私は自分の理由が「ただの言い訳」だと思われたくないので、言い訳を考えていると気付いたら、先に謝るようにしました。

自分のミスじゃないかもしれませんが、完全に他の人のミスということでもありません。そして、その「かもしれない」というのは、「決して自分のミスではない」わけでもないから、謝っても間違いではないと思います。

もちろん、謝りたくないときもあります。何か言われたり、責められたりしたら、不愉快な気持ちになりますが、そのときに何かを言おうとすると、勝ちたい気持ちや不満で、よく考えずに言ってしまうことがあると思います。
だから、「ごめんなさい」でその良くない気持ちを一旦止めて、
自分に反省する時間を与えて、冷静になってから、事情を説明しても問題ないかなと思います。

できたときとできなかったときもありますが、
自分の好きじゃない人間にならないように頑張ります。

【令和2年度タイ料理教室レシピ公開】タイ風キュウリサラダ「タムテーン」と焼き鳥「ガイヤーン(うまく焼けば美味しいはず!!)」

サワッディーカ!皆さん、こんにちは!
タイ出身国際交流員のボンコットです!
(これからは、「ボン子」でもいいのかなと、最近思いました(笑)。)

毎年、タイ料理教室を開催していますが、今年はご存知の通り、ある理由で対面で開催することが難しい状況になっています。 それでも、帯広市国際交流員としてボン子の最後のタイ料理教室を諦めたくないため、今年はオンライン教室(ビデオ通信)を行うことになりました。

今回のブログでは今年のタイ料理教室(ビデオ)で紹介する二つのローカルタイ料理のレシピを公開します!

作り方は、帯広市や森の交流館・十勝のフェイスブックページ、または森の交流館・十勝のYouTubeチャンネルに動画を投稿していますので、ぜひご覧ください。

令和2年度国際交流員によるタイ料理教室の動画
タイ風キュウリサラダ「タム・テーン」のレシピ

※ 美味しい「タムテーン」を作るためには、材料をかけ混ぜながら、軽く叩くことです。

タイ風焼き鳥「ガイヤーン」のレシピ

※「ガイヤーン」の材料のレモングラスについては、市内でも一部のお店が取り扱っていますので、そちらで購入するか、インターネットで購入することができます。ターメリックはパウダーを使っても(又は使わなくても)大丈夫です。

タイ料理については、何か質問がありましたら、コメントで気軽にお聞きください。 このレシピを参考にして、ご自宅で作ってみてくれたら嬉しいです。

生まれた曜日で性格がわかる!タイ式誕生曜日占いを紹介!

サワッディーカ!
皆さん、こんにちは。
タイ出身国際交流員のボンコットです。

新型コロナウイルスの感染拡大で、最近具合が少し悪くなっただけで「もしかしたら?!」とパニックになりがちなボンコットです。

皆さん、いろいろとストレスは溜まっていませんか?

ストレスが溜まりやすいこんな状況のときは、真面目な話を置いといて、
ちょっと軽い話を紹介したいと思います。

皆さんは自分の誕生日は当然ご存知だと思いますが、何曜日に生まれたかご存知でしょうか?

タイ人は生年月日だけではなく、自分の生まれた曜日まで覚えています。
(私は、生まれた時間まで覚えています(笑))
その理由は私もはっきりわかりませんが、宗教の影響があると思います。

小さい頃から、お寺へ「タンブン(慈善:お参りのようなもの)」に行くとき、お寺の中に必ず月曜日から日曜日までそれぞれの仏像があります。それで、自分の生まれた曜日の仏像にお金を寄付します。

それに、タイ人にとって生まれた曜日は占いや幸運力の向上などに必要なものだといわれています。幸運をアップさせる色や物などが決まっているそうです。

因みに、「曜日の色」も決まっています。日曜日の色は赤、月曜日は黄色、火曜日はピンク、水曜日は緑、木曜日はオレンジ、金曜日は水色、土曜日は紫です。これらの色は、ヒンドゥー教の神様の肌の色から決められたそうです。それで、生まれた曜日の色を縁起の良い色にする人もいます。

day color

もし、皆さんは自分が何曜日に生まれたか、気になったら、以下のリンクをクリックして調べてみてください。
曜日計算

さて、今回はタイのある占いページ(参考:https://aduang-web-staging.azurewebsites.net/horoscope/12108)から、それぞれの曜日に生まれた人の性格を紹介します。合っているかどうか、ぜひチェックしてみてください。

日曜日に生まれた人

日曜日生まれの人は、せっかちな人で、待つことが好きではない、怒りっぽい性格があります。怒りやすいですが、すぐ直ります。仕事の面では、積極的で、高望みで、頑固で、自分の考えに固執する傾向があります。欲しいものがあれば、必ず手に入れるようにします。それに、自信と勇気があり、自分の意見や考えていることをそのまま言葉にする人です。

月曜日に生まれた人

月曜日生まれの人は、優しくて、敏感で同情的な性格があります。思いやりがあり、いつも他の人を助けたり、なんでも許してあげたりする傾向があります。それに、月曜日に生まれた人は、人の気持ちを理解する力を持っています。楽観的で、妥協が得意で、対立やケンカを好まない。そのため、何かを決めるときは、迷って、自信を持って決断することができないこともあります。

火曜日に生まれた人

火曜日生まれの人は、勇気があり、トラブルや問題に対して向き合う。諦めない人、強くて、根性がある。野心的で真っすぐな人です。チャレンジ精神があって、リスクをかける価値があれば、恐れずに進みます。社交的で友だちを大事にしますし、人のためなら、全力で助けます。真面目な時は、やり過ぎ傾向があります。怒ったら非常に怖いです。感情が激しくなり、怒りでよく考えずに行為する傾向があります。それにプライドが高くて、あまりロマンチックではないそうです。

水曜日に生まれた人

水曜日生まれの人は、コミュニケーション力が高く、話すのも書くのも上手で、雄弁な人です。そのため、言葉で物事を解決できます。言葉で人とすぐに仲良くできますが、一方で敵もすぐできてしまいます。怒ったら、言葉遣いが悪くなる傾向があります。友だちが沢山いて、普段は人に反対したり、ケンカを売ったりしません。仕事をするとき、積極的で、テキパキします。意見を出すことも好きで、頭の回転や決断が速いです。物事を理解する速さは速いですが、あまり深く理解できないそうです。

木曜日に生まれた人

木曜日生まれの人は、学ぶことが好きで、シンプルなことと平和が好きです。善い行為を好まみ、信心深く、宗教について興味があり、宗教の教えを学ぶのが好きだそうです。木曜日生まれの人はアドバイスすることや教えることが好きで、精神的に安定して、何かをやろうとしたら成功するまで努力する傾向があります。トラブルに合っても、冷静に、よく考えてから、適切な判断で問題を解決します。

金曜日生まれた人

金曜日生まれの人は、元気で明るくて社交的です。美術が好きで、理論的なことより、自分勝手なことをする傾向があります。将来より現在のことだけを見ています。悲しいときは、あまり長く落ち込まない人です。恋に落ちたら、何も見えなくなってしまい、物事を考えず全力で尽くす傾向があります。一方、失恋したら、ものすごく落ち込むそうです。それに、金曜日に生まれた人は、ずる賢く、リスクを恐れずチャレンジすることが好きです。

土曜日に生まれた人

土曜日生まれの人は、毅然とした性格で、欲しいものを手に入れるために努力します。思慮深くて、考え過ぎる傾向があるため、時々判断するのが遅いです。一人で過ごすことが好きで、本当に信用できる人とだけに打ち解けるので、友だちが少ない人です。土曜日に生まれた人は、秘密を守ることができる人で、人を利用することをしないし、利用されることも好まないです。傷つけられたら、忘れない。それに、倹約家ですが、気に入ったものがあったら、手に入れるために全力で尽くします。

いかがでしょうか?

自分の性格は合っていますか?
合っているかどうか、ぜひコメントでご意見を聞かせてください。

因みに、ボンコットは何曜日に生まれたかと?
。。。

さて、どうでしょう(笑)。