Hey there! 夏が来ましたね~実は私は6月生まれなので、子どもの頃はいつも6月を楽しみにしていましたが、アメリカの学校の年度は5月までなので自分の誕生日は夏休み中で毎年学校の友達と一緒に過ごせなくて寂しかったです(泣)。今年の6月に日本の運転免許証を初めて更新してきました(アメリカと日本の運転免許証を両方持っています)!そして、二日後に愛車の車検を更新しました!頭に車の話しか入っていませんので、今回のブログでアメリカ(主にハワイ州)の運転免許について紹介します!
※州によって法律や手続きが違いますが、ハワイ州は一般的な例といえます。
15.5歳から運転できます
生まれてから15年6ヶ月以降であれば、ハワイ州で「仮免許」を取るための試験を受けられます。Provisional license やlearner’s permitとよく呼ばれて、運転を学ぶために取得しないといけないものですので、車のハンドルを初めてにぎるのは仮免許を取ったあとということです。日本では自動車学校に入校して、交通ルールや練習所内で車を運転してから公道で走るために仮免を取りますが、ハワイで自動車学校というのを聞いたことがないです(笑)。The world is our playground (世界は我らの遊び場)!
※筆記試験を受ける前に「Hawaii Driver’s Manual」という教科書のような小冊子を読まなければいけないので、運転する前にある程度交通ルールがわかっているはずです。
興味があったら、下記のリンクをクリックすると「Hawaii Driver’s Manual」を見れます!
https://hidot.hawaii.gov/highways/files/2019/03/mvso-11272-Hawaii-Drivers-Manual-r3-LR-10-24-18.pdf
ハワイで仮免を取得したら早速公道で走れます。。。が、最初に空いている駐車場で車の基本操作を親に教えてもらうパターンが一般的ですね。週末に自分の高校の駐車場で練習した記憶があります~
自動車学校がない?!
ないです(笑)。でも未成年であれば、本免許の試験を受けるためDriver’s Educationというクラスを受けなければならないです。
※18歳以上の方は受ける必要がないですが、大人用のクラスもあるそうです。
教室で交通ルールなどを学ぶのは37時間で、教師が同席し実際に運転する時間はわずか6時間です。。。でもクラスの修了証書をもらうには本免許証を持っている人に同乗してもらってクラス時間外で練習した記録書を提出しないといけないです。50時間(のうち、夜間10時間)が必要です。なかには偽造する人もいますが。。。日本に比べたら実際に運転する時間が長いです(日本の場合:学科26時間、技能34時間(MTの場合))。
自動車学校がない代わりにDriver’s Educationのクラスの受け方は主に2つあります。1つ目は認定されたプライベートインストラクターに通うことです。2つ目は自分が通っている高校の放課後プログラムに参加することです。どっちも認定されている教師が教えますが、大きな違いは受ける日時と料金です。高校で行っているクラスは営利のためではないし、教科書を貸出するし、教育委員会主催なのでとても安いです。私は高校2年生の頃に学校でのプログラムに参加して、35ドル(約3500円)しか払わなかったです~。平日毎日授業終了後すぐに実施していたので、部活をしている人はなかなか行けない時間帯ですね。定員も少なくて(私の場合約30人でした)すぐ満席になるので、早く運転したい人はプライベートインストラクターにします。プライベートにするメリットは土日や夏・冬休みに受けられる点です。ちなみにプライベートの料金は300ドル~500ドル(30,000円~50,000円)です!なんと、10倍以上!ですけど、日本の自動車学校に比べたら全然安いです!
本免許証を取るための最後の壁:路上試験
ハワイでは自動車学校がないので「卒業検定」で運転免許証を取得する方法もないです。本免許証を取るために「Department of Motor Vehicles」(車両管理局)に行かなければいけないです。日本の運転免許試験場と運輸支局のようなところです。運転免許証を更新できるし、車のナンバープレートを購入できます。もちろん、ややこしい手続きは誰でも面倒くさいと思いますが、なぜかアメリカ人はDMVに行くのが特に嫌いです(笑)。
試験の話に戻りますと、「試験場」ではないのでコースもないし、試験で使う車も自分で用意しないといけないです!まだ本免許証がないので、車がないと試験を受けられない(振り返ったら、本当に謎のシステムですね~)!ほとんどの受験者は親戚から車を借ります。車の所有者の名前と保険証に書いている名前が一致してあれば使えます(たしか、所有者本人はいなくてもいいです!)。時間になったら、試験監督官と一緒に車を一周し、簡単な安全点検を行います(ライトとクラクションが壊れていないぐらいしか確認しない)。点検が終わってから、公道で15分程度の試験が始まります。DMVに戻ったら、結果をすぐ教えてもらいます。合格したら、すぐ免許証を作成され始めます。不合格の人は次回の試験を予約しておいて、帰ります(泣)。1~2回試験に落ちることは平均ですね。
ちなみに、「オートマチック限定」がない
オートマチックの車で試験を受けても、合格してからマニュアルを運転できます!一応高校で受けたプログラムの中でマニュアル車についての話を聞いたことがあると思いますが、私が実際に使った練習車は両方ともオートマチックでした。。。マニュアル車を運転できるアメリカ人はだいたい車好きな人で、車好きな人から学んだパターンが多いです。自分は車好きだけど、実家に練習できるマニュアル車がなかったです(泣)。
私の車に対する熱意に気づきましたか(笑)?
また来月末に4名の帯広高校生の引率者として帯広市の姉妹都市のアラスカ州スワード市に行ってきます!車を含め、面白いネタを頑張って集めたいと思います~
あと、8月にスワードから帰って来ますが、スワード市からの3名の高校生を連れて帯広に戻る予定です。8月8日~18日の間でホームステイを受け入れていただく家庭を募集していますので、ぜひ下記のページをご覧ください!
https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/gyouji/detail.html?id=28366
Until next time!
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