またね、帯広!

 大家好。(ダージャーハオ)

 皆さん、こんにちは。

 タイトルを見たときに、皆さんは、今回の内容がわかったのではないかと思います。そうですよ。今回はネイネイの最後の投稿になりました!元々、昨年の4月に帰国するつもりでしたが、コロナの影響で、私の帯広市国際交流員としての任期が延びていました。そして、ついに今年の4月に帰ることになりました。寂しい~~~(泣)

 そろそろ帯広を離れますが、いつかまた帯広を訪ねたいと思っていますので、「さよなら」ではなく、「またね」と言いたいです。  

 1年延びると思わなかったので、昨年、オンラインインターナショナルトークに出演し、フェアウエルトークをしました。今からみると、ちょっと早すぎでしたよね。(笑)

 帯広に来て、まる3年が経ちました。楽しい思い出が山ほどあります。日本にいる7年のうち、帯広での3年間は一番リラックスできました。留学生のときは、勉強しながらアルバイトをして生活費を稼いでいて、つらいことがあるからこそ、人は成長できると思います。過去の自分に感謝し、これからのために今を頑張ります。

 最後に、自分が自分をインタビューする形で楽しかったことを言わせてもらいます。

Q.帯広に来る前にどんな目標を設定しましたか。

A.二つあります。一つ目は、少なくとも周りの人たちの中国そして中国人に対する印象をよりよい方向へ改善することです。二つ目は、北海道の観光名所をたくさん巡りたいというものです。この二つの目標はある程度達成したと思います。仕事で知り合った人や友達が、「中国に行ってみたい」、「会いに行く」と言ってくれたので、すごく嬉しいです。また、私がこの3年間に行った北海道内の観光地の一部を写真で紹介します。

Q.北海道と本州はどちらのほうが暮らしやすいですか。

A. もちろん北海道です。北海道は梅雨がなくて、四季がはっきりしているので、季節の変化をじっくりと味わうことができます。ゴキブリもいなくてよかったです。(笑)北海道で生まれ、ずっとここに暮らしている皆さんに対して羨ましい気持ちがいっぱいです。北海道の良さを「当たり前」と思っている皆さん、一回離れたら、気づくと思います。

Q. 帯広に3年間住んで、どんなことが印象が残りましたか。

A. 天気がいい日が多かったです。天気が良ければ、気持ちもすごくいいです。市役所から遠くにある山脈がきれいに見えるので、癒されます。雄大な自然、密にならない環境、旬の野菜、美味しい料理、四季折々のアクティビティ、楽しいことがいっぱいありました。帯広が大好きです!!!

Q. 帯広に来て、新しくチャレンジしたことはありましたか。

A.千年の森で、セグウェイに初めて乗りました。最初、少し怖いと思っていて、うまく乗れませんでしたが、だんだん上手に乗れました。とても気持ちよく、楽しかったです。また、フリーフライトの気球に乗って、上空から十勝の街並みを見ました。雪化粧した十勝を見て、すごく感動しました。雲の上で、見ると幸せになれると言われるブロッケン現象も見られて、自分は幸せ者だと思いました。

Q.長い間、日本で勉強して、生活して、仕事をして、日本人に対する印象はどのように変化しましたか。

A. 日本人と言えば、外国人が最初思い浮かぶ言葉はおそらく「真面目」だろうと思います。私は、日本人の「真面目」について、もう一つの解説があります。それは、仕事とプライベートのスイッチをよくコントロールできると思います。自分の中で、二つのモードを設定したみたいで、切り替えることが上手だと思います。だから、居酒屋でお酒を飲んでいるサラリーマンの様子と昼にバリバリ働いている様子が全然違うと思います。

Q. 帰国後の予定を教えてください。

A. コロナの影響で、帰国することさえすごく大変です。中国のコロナの対策が来月も変わらなければ、私は、戻った後に、28日間隔離されます。(泣)隔離期間中、ネットで仕事を探したり、これからのことを考えたりします。隔離を終えたら、車の運転免許を取得するつもりです。就職する前に、広東省シンセン市や、福建省アモイ市、四川省成都市へ友達に会いに行って、旅行したいと思っています。

Q. 最後に一言。

A. 日本にいる6年9カ月、楽しかったこと、つらかったことなど、懐かしい思い出がたくさんあって、今の私があるのは過去のおかげだと思います。日本に来てよかった、最初の職場が帯広でよかった、皆さんに出会えてよかった、感謝でいっぱいです。いろいろな縁で、知り合いになった人、親しくなった人、きっと再会できると信じています。ぜひ中国に遊びに来てください。長い間、お世話になりました。どうもありがとうございました。