タイの鍋料理「グン・オップ・ウンセン(エビの春雨蒸し)」のレシピ公開!

サワッディーカ!皆さん、こんにちは!
タイ出身帯広市国際交流員のボンコットです。

寒くなると、暖かい食べ物を食べたくなりますね!
鍋といえば、アツアツのスープがたっぷり入っているイメージがありますが、
今回、紹介するのは、汁無し鍋料理です!
最近、タイのレストランでよく食べていたタイの鍋料理「グン・オップ・ウンセン」を食べたくなって、初めて作ってみました!

「グン」は海老のことで、「オップ」は焼く又は蒸すという意味で、「ウンセン」は春雨のことです。よく考えたら、タイ料理は「ヤム・ウンセン(春雨サラダ)」をはじめ、春雨を使った料理が沢山あります。

では、材料と作り方をみてみましょう!

グン・オップ・ウンセン(กุ้งอบวุ้นเส้น)

「グン・オップ・ウンセン」の材料(2人前)

  • 海老(大き目) 5~6尾(よく洗って、背ワタを取る)
  • 春雨 70g(必要に応じてやわらかくなるまで水に付けておく)
  • 豚バラ 100g(食べやすい大きさに切る)
  • パクチーの根 1本(潰す)
  • 黒コショウ(ホール) 小さじ1/2(潰す)
  • ニンニク 2片(潰す)
  • しょうが(スライス) 3枚
  • しょうゆ 大さじ1 ★
  • ナンプラー 大さじ1 ★
  • オイスターソース 大さじ1 ★
  • 砂糖 小さじ1 ★
  • みりん 大さじ1 ★
  • 料理酒 大さじ1 ★
  • ごま油 小さじ1 ★
  • 鶏がらスープ 200㎖ ★
  • サラダ油 大さじ1
  • 小ネギ 3本(3cm幅に切る)
  • セロリ お好み(3cm幅に切る)
    ※ ボンコットはセロリが苦手なので、使いません。
  • タイのシーフードタレ お好み
    (作り方は、このリンク「ナームジム・シーフード|Nam-jim Seafood|น้ำจิ้มซีฟู้ด」をクリックしてご覧ください)
    ※ タイのタレがなければ、ポン酢を使っても大丈夫だと思います。

作り方

1)ボウルにオイスターソース、ナンプラー、しょうゆ、砂糖、料理酒、みりん、ごま油を入れ、よく混ぜてから鶏がらスープを加えて混ぜる(★)。

2)鍋にサラダ油を入れ、弱火で加熱する。それから、ニンニク、パクチーの根、黒コショウ、しょうがを加え、香りが出るまで炒めたら、豚バラを加えて火が通るまで炒める。

3)春雨、エビ、小ネギとセロリを順番に入れ、(★)を加えて蓋をする。

4)水分が無くなるまで蒸す(約5~10分)。
※ 蒸す時間が長すぎるとエビが固くなってしまうので、要注意です。

6)水分が無くなったら、火を止めて完成!

7)タイのシーフードタレ、又はポン酢と一緒に食べると美味しい。(そのまま食べても美味しいと思います!)

簡単に動画を作成しましたので、わからないところがあれば、参考にぜひご覧ください。

グン・オップ・ウンセンの作り方の動画

いかがでしょうか?
グン・オップ・ウンセンは、ボンコットのオススメタイ料理のひとつです。
材料も作り方も難しくないと思いますので、ぜひ作ってみてください。
作ってみて、口に合うかどうかご感想を聞かせてくださいね。

では!また次回!

ガパオ・ライスの「ガパオ」って何?【レシピ公開】

サワッディーカ!皆さん、こんにちは!
森の交流館・十勝で勤務している、タイ出身の国際交流員ボンコットです。
(勤務先をPRしたい気分(笑))

さて、皆さん、「ガパオライス」という料理は知っていますか?
そして、「ガパオライス」ってタイ料理だとご存知ですか?
そして、そして、「ガパオライス」って何ライスなのかわかりますか?

実は帯広に来て、初めてタイ料理教室を企画したとき、「ガパオライス」を紹介しました。
ちょうど3年前ぐらいに、その料理教室のPRで、「ガパオライス」についてブログにも投稿しましたが、上記の3点の質問の答えを知りたい方は以下のリンクへご確認ください。(ここで答えないのかい!)
『誰でも作れるタイ料理教室:ガパオライス』

答えはここで書きませんが、レシピを公開いたします!うぇい~!
ちなみに、今回公開するレシピはいつも母が作ってくれていたレシピです。
正直にいうと、レシピなんかありません。全ては「勘」です。(笑)
無責任なことを言っていますが、実は、昔実家で20年ぐらい食堂を運営していました。母が(笑)。
ですので、美味しさはギャランティーできます!

実は、ガパオライスには様々なバリエーションがあります。
豚肉、鶏肉、牛肉、エビ、イカやピータンなどです。ボンコットが一番好きなのは、「ガパオ・ムーグロープ(カリカリ揚げ豚)」という、カリカリに揚げた皮付の豚バラ肉を使った、ガパオライスです(スーパー高カロリー)。味付けは基本的にはどれも同じです。

タイに帰国したときに食堂で食べた、「ガパオ・ムーグロープ」の写真です。

次に紹介するのは、一番シンプルな豚挽肉を使ったガパオライスのレシピです。

さて、レシピを見てみましょう!

ガパオライス 1人分

材料
①.豚挽肉(粗びき)                100g
②.ガパオの葉(ホーリーバジル)          10枚(一つまみぽいっと)
③.生唐辛子                    1本
  (辛いものが苦手な方は入れなくても大丈夫です)
④.ニンニク                    2片
⑤.薄口しょうゆ                  大さじ1/2(一じゅわ~と)
⑥.オイスターソース(タイ産がオススメです)    大さじ半
⑦.砂糖                      小さじ1/3
⑧.魔法の粉(うま味調味料)            ほんの少し
⑨.水                       大さじ2
⑩.サラダ油                    大さじ2
   (カロリーを気にする方は大さじ1でもOK)
⑪.目玉焼き                    1個

作り方
1.ニンニクと唐辛子を一緒に潰しておく。(潰しすぎ注意)
2.フライパンに油を入れ、中火で加熱する。
3.豚挽肉を入れ、火が80%ぐらい通るまで炒めて、潰したニンニクと唐辛子を加え、香りが出るまで軽く炒める。この段階で、辛い匂いが鼻に来て、くしゃみが止まらなければ、美味しさの証拠です。
4.⑤~⑨の調味料を加えて、よく混ぜたら、ホーリーバジルを加え軽く炒めて、火を止める。
5.白いご飯に載せて、目玉焼きでトッピングしたら、完成。

いかがでしょうか?
とても簡単そうですね。このレシピのとおりに作れば、美味しくできるはずです(たぶん)。
ポイントは、火の強さと炒める時間です。火が強すぎると、すぐ焦げてしまうし、炒め過ぎると、肉が固くなります。うまく調整して作ってみてください。

うまくできても、うまくできなくても、コメントしてもらえたら嬉しいです。ぜひぜひ、作ってみて結果をお知らせください。