家で本場の中国の朝食を作りましょう!

大家好。皆さん、こんにちは。

最近、全世界に注目されていることは、新型コロナウイルスに関する情報です。中国本土以外でも、世界の様々な地域で感染者数が急増し、深刻な状況になり、皆さんも不安ですよね。このようなときは、不要な外出を控えたいと思います。

今日は、家で再現できる中国人の元気の源「豊かな朝食メニュー」のなかからの2品(ワンタンスープと、ねぎを使った中国風ナン=葱油餅)の作り方を公開します。健康を大切にし、家で美味しくいただきましょう!

1月、ネイネイが企画した中国料理教室で、このメニューを市民の方と一緒に調理しました。多くの方が参加を申込んでくださり、本当にありがとうございました。

11名の参加者と楽しい時間を過ごすことができました。当日の写真を見ながら、イベントの雰囲気を感じてもらいたいです。皆さんの完成品を参考にし、家で作ってみてください。

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開始前、調理室で準備している私

全員揃って、イベントを開始!ネイネイと参加者の皆さんin 森の交流館・十勝。まずは、自然あふれるウィンターガーデンで、簡単な自己紹介をしたあと、調理室に入りました。

早速ですが、調理し始めました。参加者の皆さん、普段料理をされている方が多く、手際よく進みました。

しかし、よく料理をする方にとっても、ワンタンの皮を作ったことがある方はいなかったです。普段、家では小麦粉をこねる料理を作らないという方が多かったです。

実演しながら、ワンタンの生地の作り方、成形する方法を説明しました。

参加者は、グループごとに互いに協力して、予定時間通りに完成することができました。

実演しながら、ワンタンの生地の作り方、成形する方法を説明しました。

参加者は、グループごとに互いに協力して、予定時間通りに完成することができました。

2品ともきれいにできましたよ。ワンタンは1グループあたり大体40個くらい作りました。見た目だけでなく、味ももちろん美味しかったですよ。

出来上がったワンタンスープと中国風ナンを食べながら、私の「中国食文化」に関するプレゼンテーションを聞いてもらいました。中国の各地域の朝食をはじめ、節分や祝日に関わる中国の独特な風習も紹介しました。参加者の方たちは積極的に質問もしてくれました。また、アンケートには、皆さんが料理教室を楽しめたということや家で作ってみたいということが書かれていました。中国料理やその文化を楽しみながら知ってもらうことができて、本当によかったです。

最後に、今回のレシピを公開します。ぜひ家で試してみてくださいね!

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家で本場の中国餃子を作りましょう!

皆さん、こんにちは。

春草萌えいづる季節を迎え、お元気でお過ごしでしょうか。3月の北海道は本州より寒いですね。でも、帯広の雪はほとんど溶けてしまい、車を持っていない私にとって、自転車に乗れる季節になり、すごく嬉しいです。

先月、ネイネイが企画した中国料理教室「中国餃子宴」は無事に成功しました。多くの方に申込んでいただき、本当にありがとうございました。

12名の参加者と楽しい時間を過ごしました。当日の写真を見ながら、イベントの雰囲気を感じてもらいたいです。

全員揃って、イベントを開始!ネイネイと参加者の皆さんin 森の交流館・十勝。まずは、自然感のあるウィンターガーデンで、簡単な自己紹介や流れの説明をしました。

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森の交流館・十勝 ウィンターガーデンにて

早速ですが、料理を調理し始めました。参加者の皆さん、普段料理をされている方が多く、手際よく進みました。

しかし、よく料理をする人にとっても、餃子の皮を作るのは難しかったようです。普段、あまり家で餃子の皮を作らないですよね。

餃子の皮を作るのはやや時間がかかりました。参加者はグループごとに、互いに協力して完成させました。

きれいにできましたよ。一つのグループは大体60個くらい作りました。皆さん、いかがですか。美味しいそうに見えましたか?(笑)

今回は2種類の餃子(蒸餃子、水餃子)とサラダ1品を作りました。出来上がった餃子を食べながら、私の「中国食文化」に関するプレゼンテーションを聞いてもらいました。参加者の方たちは積極的に質問もしてくれました。また、アンケートの結果から、皆さん楽しく料理教室に参加していたことがわかりました。本当によかったです。

中国は広いですから、気候や歴史などの違いによって、料理のジャンルがいくつもあります。また、機会があるとき、別の料理を紹介したいと思います。最後に、今回の餃子宴のレシピを公開します。ぜひ家で試してみてくださいね!

まもなく4月になりますが、楽しく新年度を迎えましょう!また来年度!

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中国料理パーティーのレシピ公開――第7弾

新年快乐!(シンネンクァイラ)

皆さん、あけましておめでとございます。

お正月、いかがお過ごしでしたか。ゆっくり休んでいましたか?家族と一緒にたくさんの美味しいものを食べましたか。

ネイネイは日本での5回目の新年を迎えました。大晦日の日、すごく中国の実家に帰りたくなりましたよ。今月、帰国する予定でワクワクしています。中国での話はまたしますね。

さて、中国料理パーティーのレシピもいよいよ最終回になりました。皆さんは好きな料理がありましたか。

本日は、栄養バランスがよく、大人も子どもも好きな一品料理を紹介します。鶏肉と栗をメインにして、野菜を加えて煮込む料理です。先月の15日(土)森の交流館・十勝のイベント「International Potluck Night」にゲストとして参加し、この料理を作って、皆さんと食べながら交流しました。イベントの参加者からは大好評でした。大量の料理(30人分)を作ったので、味付けが一番難しかったです。無事に成功させ、本当に嬉しかったです。この料理を多くの人に味わってもらいたいので、ブログで紹介したいと思います。

中国語でいえば、「栗子鸡」(リーツィージー)です。

栗子鶏

栗子鶏

早速、レシピを見てみましょう!

食材:(3人分)

①手羽先6個  ②手羽元3個  ③鶏モモ肉200g  ④茹でた栗(生の栗でも良い※)100g

⑤まいたけ1パック  ⑥しめじ1パック  ⑦長ねぎ1本  ⑧ニンニク2片  ⑨生姜1個

調味料:

①料理酒  ②濃口醤油  ③鶏がらスープの素  ④サラダ油

⑤砂糖(三温糖でもよい)  ⑥オイスターソース  ⑦黒胡椒  ⑧ごま油

作り方:(写真はポットラックナイトに撮ったものなので、量を調整してください)

1 【準備】長ねぎ(白い部分が良い)を4cmの大きさに4個切ります。また、残った部分を0.5cm幅くらいに切ります。生姜をスライスします。ニンニクをみじん切りします。

鶏モモ肉を3cm角に切っておきます。

お湯の中に、スライスした生姜(3枚程度)、長ねぎ(4cmに切ったもの)、料理酒(20ml)を入れて沸騰させます。手羽先、手羽元、鶏モモ肉をさっと茹でて、水切りします。

2 鶏がらスープの素に水またはお湯(400ml)を加えて、スープを作っておきます。

3 フライパンの中にサラダ油を入れ、強火で加熱した後、ニンニクと適量の長ねぎ(0.5cmに切ったもの)を入れて香りが出るまで炒めます。

4 手羽先、手羽元、鶏モモ肉を入れ、金色になるまで炒めます。

5 まいたけとしめじを入れ、料理酒、醤油、砂糖を加え、味がいきわたるよう炒めます。

6 鶏がらスープを入れ、蓋をして、強火で煮ます。沸騰した後、茹でた栗を加えて、弱火で煮込みます。

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煮込む

7 黒胡椒、ごま油、オイスターソースを加え、汁がなくなるまで煮込んで出来上がりです。好みによって、長ねぎ(0.5cmに切ったもの)をトッピングします。

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※【生栗の場合】栗を洗って、ナイフで皮の上に十字の切り目を入れます。沸騰したお湯の中に入れて、20分ほど中火で茹でます。水切りしてから、皮と渋皮を剥きます。5の手順で一緒に入れます。

皆さん、これはちょっと難しそうと思われますが、意外と簡単に作れますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

レシピのシリーズはこれで終りです。皆さん、全部チャレンジしましたか。全部できたら、中国家庭料理の宴会が開けますよ!(笑)また、美味しい料理を作ったら、レシピをみんなとシェアします!

中国料理パーティーのレシピ公開――第4弾

皆さん、お待たせしました。先月、本当に忙しかったですよ。これから、レシピの続きを更新します。

本日は、女性と子どもが喜んでくれる料理を紹介します。

中国語でいえば、「松仁玉米」[ソン レェン ユー ミイ](松仁=松の実、玉米=コーン)です。

松仁玉米

早速、レシピを見てみましょう!

食材:(7人分)*

コーン2缶、ピーマン4個、松の実1袋、サラダ油、牛乳、塩、三温糖

作り方:

1 缶詰のコーンの蓋を少し開けて、水切りします。

2 ピーマンの芯を取り、細かく切って、皿に入れます。

青椒3 フライパンを加熱し、松の実を入れ、弱火で松の実が金色に変わるまで炒めます。(まだ、サラダ油を入れないでください!!!)その後、火を止めて、皿に移します。

松仁

4 フライパンの中にサラダ油を入れ、加熱したあと、コーンを入れて中火で炒めます。また、細かく切ったピーマンを入れ、三温糖と塩を加えて炒めます。

5 コーンの上に牛乳を2周かけて、汁がなくなるまで炒めます。火を止めて、炒めた松の実を入れます。

*7人でパーティーを開いたので、7人分のレシピで載せています。人数に応じて量を調整してくださいね。

皆さん、これも簡単でしょう。ぜひ作ってみてくださいね。

次回は少し辛い料理のレシピを公開する予定です。待っていてくださいね~!!

 

中国料理パーティーのレシピ公開――第2弾

皆さん、こんにちは。 ネイネイです。

日々、暖かくなってきました。冷たいものを食べたくなりますでしょうか。先月、公開した冷やしサラダはいかがでしょうか。夏に合うと思いますよ。

本日も、さっぱりした野菜系の料理を紹介します。

中国語でいえば、「青椒炒土豆丝」(青椒=ピーマン、炒=炒め、土豆丝=ジャガイモ千切り)です。

青椒炒土豆丝

早速、レシピを見てみましょう!

食材:(7人分)*

ジャガイモ4~5個、ピーマン7個、ニンニク1~2片、鷹の爪(唐辛子)、サラダ油、酢、醤油、塩

作り方:

1 ジャガイモの皮を剥いて、スライサーで薄切りにしてから千切りにします。でんぷんの成 分を出すため、水の中に入れておきます。(でんぷんの成分を抜いたほうがシャキシャキ感がでます)

土豆丝

2 ピーマンの芯をとって、千切りにします。

辣椒丝

3 ニンニクを細く切ります。

4 フライパンにサラダ油を入れて加熱し、細かいニンニクと鷹の爪(唐辛子)を入れて炒めます。ニンニクと唐辛子の香りが出た後、千切りジャガイモを入れて炒めます。

5 千切りジャガイモができあがる前に、千切りピーマンを入れて、醤油、酢、塩を入れて炒めます。(お好みによって、酢の量を調整してください)

成品

*7人でパーティーを開きましたので、7人分のレシピで載せています。人数に応じて量を調整してくださいね。

皆さん、これも簡単でしょう。ぜひ作ってみてくださいね。

次回は肉系の料理のレシピを公開する予定です。待っていてくださいね~!!

中国料理パーティーのレシピ公開――第1弾

皆さん、こんにちは。

国際交流員ネイネイです。

新緑の季節になりました。皆さんお元気でしょうか。帯広市役所の正門前で撮った写真を皆さんと分かち合いたいです。花と緑がきれいですね!

市役所正門紫花

市役所前

帯広市に来て、もう一ヶ月になりました。穏やかで暮らしやすいところなので、もう慣れてきました。ゴールデンウイークは、家でゆっくり休みました。皆さん、休みの日はどのように過ごしますでしょうか。私はよく買い物したり、映画を見に行ったりします。また、家で料理を作ります。私が毎日何を食べているか気になりますか。毎日中国料理を食べています。(幸せ)

多くの方は中国料理が好きなのではないでしょうか。しかし、日本で食べられる中国風の料理は中国料理ではなく、中華料理です。

「えっ!?何を言っているのですか?意味不明!今まで私が食べた中華料理は中国料理じゃないの?」というふうに考えている方が多いでしょう。残念ながら、日本の中華料理の味は本場の中国料理と違います。なぜならば、中華料理は日本人向けの味で、アレンジされた中国料理です。例えば、中国では、「天津飯」という料理はないですよ。

この前、すばらしいガーデンと現代的な建築があいまった、やすらぎのある空間(知り合いの家)で「中国料理パーティー」を開きました。まず、写真をご覧ください。

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皆さん、いかがでしょうか?食べたくなりましたか?

早速、写真の中で再現できる中国家庭料理を皆さんに紹介したいと思います。

中国料理はあまり前菜やメイン‐ディッシュというような言い方がないです。おもてなしとしては、人数以上の品数の料理を作るのが基本です。しかも、中国人は偶数がいい意味をもっていると思っていますので、よく偶数分の料理を作ります。例えば、お客さんが5人であれば、料理は6か8種類作ります。(驚き)びっくりしましたか?(笑)

今回は冷しサラダを紹介します。中国語でいえば、「拌黄瓜鸡蛋皮」(拌=混ぜる、黄瓜=きゅうり、鸡蛋皮=錦糸卵みたいなもの)です。

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準備中の様子

食材:(7人分)*

きゅうり5本、生たまご2個、ニンニク1~2片、塩、酢、醤油、ラー油、ごま油

作り方:

1 たまごを割って中身を碗に入れて、よく混ぜます。

2 フライパンの中に薄く油を入れて加熱します。混ぜたたまごを入れて、できるだけ薄く大きな「たまごの皮」(クレープのようなもの)を焼きます。焼き終わったら、お皿に入れて冷ましておきます。

3 「たまごの皮」を冷ましている間、きゅうりを千切りにします。(かなり細く切るのがコツ。スライサーで薄切りにしてから千切りするとよいです。)

4 ニンニクを細かく切ります。

5 「たまごの皮」を千切りにします。(上図のとおり)

6 個人の好みによって、調味料を入れて、混ぜます。

*7人でパーティーを開きましたので、7人分のレシピで載せています。人数に応じて量を調整してくださいね。

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完成した様子

皆さん、これは簡単でしょう。ぜひ作ってみてくださいね。

次回も野菜系の料理のレシピを公開する予定です。待っていてくださいね~!!