スタウトビール入りビーフシチュー

みなさん、こんにちは!

アイルランド出身の国際交流員マネリです。元気ですか?
今週の火曜日、FM-JAGAに出演して、DJの栗谷さんとアイルランドの料理について色々紹介しました。その話で、アイルランドのシチューのレシピを投稿することを約束しました!だから、今日、スタウトビール入りビーフシチューを紹介したいと思います。このシチューはアイリッシュビーフシチューの現代的なアレンジです。スタウトビールの加えはマッシュポテトとよく合う深みのある強烈な風味が生まれます。 この料理は1つの鍋で簡単に作ることができますが、時間がかかります。前日にシチューを作り、冷蔵庫に一晩置いてもよいです。12時間以上に寝かしたら風味が増し、さらに美味しくなります!

材料(4人分)

牛肉(ブロック)
玉ねぎ
人参
セロリ
マッシュルーム
ジャガイモ
ニンニク,
うす切りベーコン
トマトペースト

1kg
2個
3本
2本
200g
4~5個
3片
200g
大さじ4

小麦粉
牛・鶏がらスープ
スタウトビール

コショウ
ローリエ
パセリ
オレガノ
タイム

大さじ3
750ml
450ml
小さじ1
小さじ1
2枚
小さじ1
小さじ1.5
小さじ1

マッシュルームが好きなのでレシピの量以上追加しました

作り方(3時間)

  1. 牛肉を2cm角に切ります。人参や玉ねぎ、ジャガイモの皮をむいて、一口サイズに切ります。セロリを5mm長ほどに切って、マッシュルームを半分に切ります。ベーコンを5mmほど近くに切る。にんにくをみじん切りにします。
  1. 鍋に油を大さじ2入れあす。強火で、鍋の底を覆うように牛肉を追加します。牛肉の各面が焼けたら、取り出して別のボウルに入れます。肉が鍋の底に付着している場合は、剥がないで大丈夫です。十分に褐色になると、自然とはがれます。 残りの牛肉も少しずつ同じ方法で炒めます。
  1. 中火に弱め、同じ鍋にベーコン、玉ねぎ、マッシュルームを加えます。必要に応じて油を追加する。よくかき混ぜて、玉ねぎが柔らかくなるまで約10分間炒めて、 にんじんとセロリを加える。さらに約3分間炒めて、小麦粉をまぶす。小麦粉が均一にコーティングされるまでかき混ぜ、2分間炒めます。
  1. スタウトビールを加えて強火にします。 この時に鍋の底をこすり、残っている焦げ目を取り除きます。2分間沸騰させ、他のすべての材料を鍋に加えて、かき混ぜて弱火にします。 蓋をして弱火で1時間30分煮込み、15分ごとに混ぜます。最後の30分間は蓋を外して煮込みます。 塩こしょうで味を調えます。
  1. 完了です。マッシュポテトまたはパンと一緒に出します。

いかがですか。質問や感想などがあれば、以下のコメント欄で教えてください!

Bain taitneamh as do bhéile!(どうぞを楽しんでください!)

また次回

ギャビン

アイルランドのクリスマス

みなさん、こんにちは!

アイルランド出身の国際交流員マネリです。

元気ですか?ちょっと久しぶりですね。先月、忙しくなって、ブログを書けなくて申し訳ありません。

2020年はもうすぐ終わり、なんていろいろなことがあった年でしょう。去年の今頃、クリスマスのための一時帰国を楽しみにしていましたが、今年、海外への旅行はちょっと難しいですね。しかしアイルランドにいた間に写真をたくさん撮りましたので、写真を共有して、世界の反対側にある小さな島でクリスマスがどのように祝われているかをお見せしたいと思います! アイルランドでは、クリスマスシーズンは11月に始まります。多くの場合、最初に起こることは、お店や通りにクリスマスの飾りが飾られることです。ダブリン市のクリスマスイルミネーションの点灯は大きなイベントです!去年、ダブリンの友達を何人か訪ねていたので、イルミネーションの写真を何枚か撮ることができました(コーク市のクリスマスイルミネーションの写真も撮りました)。

どの家も自分の家を飾ります!私の家はあまり飾らない傾向がありますが、家の外に大きなイルミネーションディスプレイなどを置いて家の前を通る人に見せたい家庭もいます。

アイルランドのクリスマスは主に家族に焦点を当てた休日であるため、クリスマスの日を親戚の家で過ごすのが普通です(または親戚を自分の家に招きます)。集まった家族はクリスマスツリーの下にプレゼントを置いて、全員が集まったらプレゼントを交換します!ギフト交換の後、一緒に大量の食事を食べます(料理は前日に始まることが多く、それより早く食材の準備がよく始まる!)。典型的なクリスマスの食事はターキーとハムですが、ガチョウ、ローストビーフ、ローストラムなど、さまざまな料理を用意する人もいます。昨年は、ガチョウ、ジャガイモ、芽キャベツ、マッシュニンジン、赤キャベツ、ローストビートルートなどを食べました!クリスマスケーキもありますが、日本のクリスマスケーキと全然違います。11月から1か月間ウイスキーで漬けたフルーツケーキです!

通常、この食事は非常に量が多いため、みんなが食べ過ぎて夕方まで動けません。そのため、夕食には通常、チーズやクラッカーなどの軽めのものを食べます。すべての家族がこれを行っているかどうかはわかりませんが、私の家族は本当にチーズが好きなので、色々なチーズを選んで用意しています。それから私たちは残りの夜の時間を一緒に映画を見るなどして過ごします。

今年のクリスマスに家に帰れないのは少し悲しいですが、ここ日本でクリスマスの一日を楽しむ方法を考えなければなりません!何か提案があれば、下にコメントで教えてください!

また次回

ギャビン

初めまして! タンさんの後任の国際交流員です!

初めまして!アイルランドから来た「マネリ・ギャビン」と申します。マネリかギャビンかどちらでも気軽に呼んでください!去年の8月から国際交流員として森の交流館・十勝で働き始めました。早く一人前になれるように頑張ります!よろしくお願いします!

「私です!」

「アイルランドって?どこ?」

皆さんがもしアイルランドのことをよく分からないといっても、私は驚きません。アイルランドは北西ヨーロッパにある、イギリスの隣にある小さな島国です。アイルランドは北海道と同じくらいの広さで、4つの県に分かれています。そしてその4つの県はさらに32州に分かれています。私の出身地は南にあるマンスター県のコーク州というところです。

コーク州はアイルランドで最も広い州で、農業が盛んなところです。その上、コーク州にはアイルランド最大の港がありますので、陸と海、両方楽しむ生活ができます。帯広には海がなくて残念ですが、海の代わりに日高山脈の眺めを毎日楽しんでいます~♪

「小さい島ですが、地図はちょっと複雑…」
出典: Andrein – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5048341

「なぜ北海道に来たの?」

私は、2017年に東京の上智大学で1年間留学したときに、札幌の雪まつりを見るために北海道を旅行しました。雪化粧した畑や街に一目惚れし、また来ようと決心しました。そして、JETプログラム(日本の学校や自治体で働けるプログラム)に申し込んだ時に、北海道を希望しました。帯広市で仕事させていただくことに決まった時は本当に嬉しかったです!

アイルランドと帯広は似ている点が多く、引っ越してすぐに落ち着きました。来る前は帯広の冬に適応できるかできないかわからなくて、ちょっと心配しました。しかし、来てみたら私にとって寒さは問題なくて、雪を楽しむことができました。もちろん、凍った道はあまり楽しくないですが、基本的に帯広の冬の天気が好きです!逆に、暑い天気は苦手なので、もしかすると夏の方が私にとって大変かもしれません。(笑)

「アイルランドの文化紹介を始めましょう―アイルランドの料理ってどんなもの?」

アイルランドの料理は「楽な食べ物」と言えると思います。おしゃれではなくて、時間はかかりますが、安くて、作り方は単純で、食べるとリラックスできる料理です。伝統的な料理として思い浮かぶのはアイリッシュシチューです。アイリッシュシチューは簡単な材料を全部鍋に入れて、あまり手間をかけずに作ることができます。そして、雨の日に暖炉の側に座ってシチューを食べると、とてもリラックスできます!

しかし皆さんにとってはアイルランドの料理よりお酒の方が有名だと思います。特にスタウトビールやレッドエール、ウイスキー、アイリッシュクリームリキュールは典型的なアイルランドのお酒の種類です。日本でも結構アイルランドのお酒を飲むことができて、きっと皆さんも一度飲んだことがあるんじゃないかと思います。まだ飲んだことがなかったら、ぜひ飲んでみてください!

アイルランドの文化では、お酒は大事なものです。アイルランドにはパブが多くて、皆がパブでお酒を飲みながら知人や友人に出会うことができます。このように、パブは社会的な場所であり、アイルランドの文化の一つの象徴になりました。なので、アイルランドのお酒を飲む機会があったら、ぜひ友達と語り合いながら飲んでください!

 次回はアイルランドと帯広の似ている文化、異なる文化、帯広に住むアイルランド人としての経験と感想についてちょっと書きたいと思います。楽しみにしていてください!

質問や次回のブログで聞きたいことがあったら、ぜひコメントを残してください!

また次回

ギャビン